HOME » MLB » 大谷翔平 » 2本塁打含む6被安打5失点10奪三振1四球で3敗目&2打数無安打1打点1四球1三振:大谷翔平の成績〈エンゼルス3-6ブルージェイズ〉2022年5月26日(日本時間27日)エンゼルスタジアム

3番DH兼投手で出場。投手としては2本塁打を許し6回93球を投げ6安打5失点10奪三振1四球で3敗目。打者としては2打数無安打1打点1四球1三振で3戦連続無安打、腰の張りの影響で8回に代打を送られて退いた。
2022 Pitching Game Log
Rk Gcar Gtm Date Tm Opp Rslt Inngs Dec DR IP H R ER BB SO HR HBP ERA FIP BF Pit Str StL StS GB FB LD PU Unk GSc IR IS SB CS PO AB 2B 3B IBB GDP SF ROE aLI WPA acLI cWPA RE24 DFS(DK) DFS(FD) Entered Exited
84346May 26LAATORL,3-6GS-6L(3-3)76.0655110203.452.5124936114152113104901023100000.77-0.198.98-0.15%-1.8119.3033.00 1t start tie 6t 3 out d3
3-5W-L:3-36.044.13617171063513.452.5118069567%18%16%0.5425%8%059---%010169900101.950.4571.120.38%7.32175.55307.00
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 5/27/2022.

1回表の投球

2回表の投球

3回表の投球

4回表の投球

5回表の投球

6回表の投球

Play by Play Table
Inn Score Out RoB Pit(cnt) R/O @Bat Batter Pitcher wWPA wWE Play Description
Top of the 1st, Blue Jays Batting, Tied 0-0, Angels' Shohei Ohtani facing 1-2-3
t1 0-0 0 --- 8,(3-2) BBCFBFFX R TOR George Springer Shohei Ohtani 9% 59% Home Run (Fly Ball to Deep CF)
t1 1-0 0 --- 3,(1-1) CBX O TOR Santiago Espinal Shohei Ohtani -2% 57% Popfly: 1B
t1 1-0 1 --- 5,(1-2) CSFBX O TOR Vladimir Guerrero Jr. Shohei Ohtani -1% 56% Flyball: LF (Deep SS)
t1 1-0 2 --- 3,(0-2) FFS O TOR Bo Bichette Shohei Ohtani -1% 55% Strikeout Swinging
1 run, 1 hit, 0 errors, 0 LOB. Blue Jays 1, Angels 0.
Top of the 2nd, Blue Jays Batting, Ahead 1-0, Angels' Shohei Ohtani facing 5-6-7
t2 1-0 0 --- 3,(1-1) BFX O TOR Matt Chapman Shohei Ohtani -2% 58% Flyball: CF (Deep CF)
t2 1-0 1 --- 5,(2-2) BBCFS O TOR Raimel Tapia Shohei Ohtani -2% 56% Strikeout Swinging
t2 1-0 2 --- 6,(3-2) BCFBBS O TOR Danny Jansen Shohei Ohtani -1% 55% Strikeout Swinging
0 runs, 0 hits, 0 errors, 0 LOB. Blue Jays 1, Angels 0.
Top of the 3rd, Blue Jays Batting, Ahead 1-0, Angels' Shohei Ohtani facing 8-9-1
t3 1-0 0 --- 5,(3-1) BBBCB TOR Lourdes Gurriel Jr. Shohei Ohtani 3% 64% Walk
t3 1-0 0 1-- 3,(0-2) FCS O TOR Cavan Biggio Shohei Ohtani -3% 61% Strikeout Swinging
t3 1-0 1 1-- 2,(1-0) BX TOR George Springer Shohei Ohtani 3% 65% Single to RF (Line Drive to CF-RF); Gurriel to 2B
t3 1-0 1 12- 2,(1-0) BX R TOR Santiago Espinal Shohei Ohtani 9% 74% Single to CF (Ground Ball thru SS-2B); Gurriel Scores; Springer to 2B
t3 2-0 1 12- 5,(2-2) BTF*BC O TOR Vladimir Guerrero Jr. Shohei Ohtani -3% 70% Strikeout Looking
t3 2-0 2 12- 2,(0-1) *SX RR TOR Bo Bichette Shohei Ohtani 15% 85% Double to CF (Line Drive to Deep LF-CF); Springer Scores; Espinal Scores
t3 4-0 2 -2- 5,(2-2) CBBFS O TOR Matt Chapman Shohei Ohtani -2% 83% Strikeout Swinging
3 runs, 3 hits, 0 errors, 1 LOB. Blue Jays 4, Angels 0.
Top of the 4th, Blue Jays Batting, Ahead 4-2, Angels' Shohei Ohtani facing 6-7-8
t4 4-2 0 --- 2,(0-1) CX O TOR Raimel Tapia Shohei Ohtani -2% 71% Groundout: P unassisted (Weak 2B-1B)
t4 4-2 1 --- 4,(1-2) SBSX O TOR Danny Jansen Shohei Ohtani -1% 69% Flyball: LF (Deep LF)
t4 4-2 2 --- 5,(2-2) CBBFX O TOR Lourdes Gurriel Jr. Shohei Ohtani -1% 68% Flyball: RF (Deep RF Line)
0 runs, 0 hits, 0 errors, 0 LOB. Blue Jays 4, Angels 2.
Top of the 5th, Blue Jays Batting, Ahead 4-2, Angels' Shohei Ohtani facing 9-1-2
t5 4-2 0 --- 5,(2-2) CFBBS O TOR Cavan Biggio Shohei Ohtani -2% 73% Strikeout Swinging
t5 4-2 1 --- 5,(2-2) BSBFS O TOR George Springer Shohei Ohtani -1% 72% Strikeout Swinging
t5 4-2 2 --- 5,(2-2) CBFBT O TOR Santiago Espinal Shohei Ohtani -1% 71% Strikeout Swinging
0 runs, 0 hits, 0 errors, 0 LOB. Blue Jays 4, Angels 2.
Top of the 6th, Blue Jays Batting, Ahead 4-2, Angels' Shohei Ohtani facing 3-4-5
t6 4-2 0 --- 3,(1-1) BCX R TOR Vladimir Guerrero Jr. Shohei Ohtani 8% 86% Home Run (Fly Ball to Deep LF Line)
t6 5-2 0 --- 1,(0-0) X TOR Bo Bichette Shohei Ohtani 2% 88% Single to CF (Line Drive)
t6 5-2 0 1-- 1,(0-0) X O TOR Matt Chapman Shohei Ohtani -2% 86% Flyball: LF (Deep LF-CF)
t6 5-2 1 1-- 3,(0-2) 1F1SS O TOR Raimel Tapia Shohei Ohtani -1% 84% Strikeout Swinging
t6 5-2 2 1-- 2,(1-0) B>S O TOR Danny Jansen Shohei Ohtani -1% 83% Bichette Caught Stealing 2B (C-2B)
1 run, 2 hits, 0 errors, 0 LOB. Blue Jays 5, Angels 2.
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 5/27/2022.

Batting Game Log

2022 Batting Game Log
Rk Gcar Gtm Date Tm Opp Rslt Inngs PA AB R H 2B 3B HR RBI BB IBB SO HBP SH SF ROE GDP SB CS BA OBP SLG OPS BOP aLI WPA acLI cWPA RE24 DFS(DK) DFS(FD) Pos
4545446May 26LAATORL,3-6GS-8320000011010000000.249.318.446.76431.220.0171.560.01%0.314.006.50DH P
26-19195177314480929173471002473.249.318.446.764.860.028.960.03%1.55402.00533.70
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 5/28/2022.

第1打席

第2打席

第3打席

Condensed Game: TOR@LAA - 5/26/22

The Angels drop the first of the four-game series against the Blue Jays. Starter Shohei Ohtani struck out 10 Blue Jays hitters, the third double-digit strikeout in a start this year.
<エンゼルス3-6ブルージェイズ>◇26日(日本時間27日)◇エンゼルスタジアム エンゼルス大谷翔平投手が「3番投手兼DH」のリアル二刀流で出場。6回を投げ10三振を奪ったものの2本塁打浴び6安打5失点で今季3敗目(3勝)を喫した。バットの方は2打数無安打1四球1打点。8回の打席で代打を送られベンチに下がった。
-今日のピッチングについて いいところで打たれてしまったので、そこが全部かなと。ランナーがいる場面での1本が、効果的に出てたかなと思います。 -直球の球速が遅かったが、疲労か、もしくは張りが出た腰の影響か 今日は腰ですね。初回の入り的にもそうですし、結局、三振をそこそこ取りましたけど、なんとなくだましだまし投げているような感覚かなと思います。 -腰は疲労の蓄積か どうですかね。1球投げた時におかしいなという感じだったので、メカニック的にちょっと、例えば滑ったときに、感じる張りだったりとか、そういう感じかなと思います。 -ヒゲをはやしているのか はやしてないですね。
▼大谷翔平が10奪三振をマークするも敗戦投手。大谷の2桁奪三振は大リーグ通算9度目だが、敗戦投手になったのは初めてだ。大リーグ移籍後、初回先頭打者本塁打を打たれたのは18年4月17日ベッツ(レッドソックス=表)21年6月4日クロフォード(マリナーズ=表)同8月25日ムリンス(オリオールズ=裏)に次いで4度目。
◆球速 直球の最速は97・6マイル(約157キロ)で、今季の全8試合の中で最も遅かった。平均球速も95・6マイル(約154キロ)で、こちらも今季最も遅かった。前回登板した5月18日レンジャーズ戦は、最速162キロ、平均球速159キロはどちらも今季最も速かった。初回から「腰の張り」を感じていたと言うが、球速には顕著に影響した。 ◆球種 全93球のうち直球は27球と29%にとどまった。今季は8試合中6試合が40~51%で、直球が20%台は初勝利を挙げた4月20日アストロズ戦(23%)以来2度目。スタットキャストではスプリットが14球(15%)でカットボールが13球(14%)となっている。しかし、実際には3回チャプマンの2球目、5回スプリンガーの5球目はカットボールではなくスプリットのため、スプリットは16球(17%)で、カットボールは11球(12%)。 ◆奪三振 奪三振は10。今季3度目の2桁奪三振となった。見逃しはゲレロからの1、空振りは9。決め球はスプリットが6球、スライダーが2球、直球が2球だった。 ◆被本塁打 今季初めて1試合で2本塁打を浴びた。今季の被本塁打が通算5本。スプリンガーに打たれた直球、ゲレロに打たれたカーブは、ともに本塁打を打たれた球種としては今季初めて。
女房役の捕手スタッシと初めて電子機器「ピッチコム」を使ってサイン交換を行った。基本的には二塁に走者を置いた時のみで、大谷は「意思疎通の中でその方がテンポよくいけるのではないかなと。もちろん、初めは慣れが必要だと思う。違和感はもちろんありますけど、初めてなので。ただ、思ったよりスムーズに入れたかなと思います」と、好感触に笑顔だった。
投手の場合、腰は同じ方向に繰り返し使うので張りなどにつながりやすい。腰背筋の軽疲労が蓄積する。股関節と骨盤、腰椎は連続している。以前に股関節を痛めていると、回旋運動を腰に持ってこないといけなくなる。 経験上、投手が腰痛を訴えるケースは、強度なら腰椎分離症や椎間板ヘルニアが多い。運動できるくらいの痛みや張り程度の軽度なら、骨と骨をつなぐ関節の左右部分にある椎間関節の捻挫などが考えられる。ねじれを繰り返して、関節が左右非対称になると痛みが出る。ブロック注射などが治療方法となる。 上体の強さで投げる欧米の選手に比べ、大谷投手やダルビッシュ投手(パドレス)は股関節が柔らかく、全身をうまく使って投げるイメージがある。それだけに、股関節などが硬くなった際に、連動する腰へダメージが波及した可能性はある。前日の走塁でベースを踏んだ際にバランスを崩したそうだが、こちらが原因なら、すぐに痛みが出たはず。考えづらい。
普段よりも登板間隔が長い中7日で登板した大谷だったが、いきなり出鼻をくじかれた。一回先頭のスプリンガーにフルカウントから投じた外角低めの96・8マイル(約156キロ)の速球を中越えにたたき込まれた。1死後、3番ゲレロには内角高めの甘いスライダーを左中間フェンス近くまで運ばれたが、左飛に打ち取った。ただ、ゲレロに対する投球中に腰に張りを感じたという。 「だましだまし投げているような感覚。全体的に何となく思い切りいけなかった」と言いながら、二回は6番タピアを落差の大きいスプリットで、7番ジャンセンはフルカウントからの外角スライダーでそれぞれ空振り三振に仕留めるなど、三者凡退に抑えた。「(直球の球速は)96マイル(約154キロ)出ていたが、他の球種を効果的に投げた方がいい」という判断で、変化球主体の投球に切り替えた。
――下半身にダイナミックスさがなかったのは腰の影響か 「全体的にそんな感じかなとは。もちろん、全部が全部いいときではないですけど、全体的になんとなく、こう、思いきりいけてはいないかなと思いますね」 ――すぐにコーチやトレーナーに腰の状態は伝えた? 「3回くらいですかね。マッサージとか裏でしながら、投げてはいましたけど」 ――これ以上、直球は投げられない状態だったのか、あえて投げなかったのか 「それでも96は出ていたりしたので、そんなに無理だなっていう感じはもちろんなかったですけど、他の球種を交えながら効果的に投げた方が、いいのではないかなという感じだったと思います」
大谷翔平投手(27)がブルージェイズ戦に「3番・DH兼投手」で投打の二刀流で出場。1回に先頭打者本塁打を浴びて先制点を許したほか、6回には昨季本塁打王を争ったゲレロからも5失点目となる左翼ポール直撃のソロ本塁打を打たれた。6回を被安打6の5失点、10奪三振で今季3敗目(3勝)を喫した。自身の黒星は4月14日のレンジャーズ戦以来。5失点以上も、その試合以来、今季2度目で、その時は6失点した。  打撃では、四球、二ゴロ(打点1)、空振り三振で2打数無安打。4打席目に代打を送られた。先発出場した試合でフル出場しなかったのは今季3度目。これで3試合連続で無安打となった。
指揮官は「大谷に腰の張りがあったため」と説明し、6回5失点の投球内容については「体に切れがなかったし、ベストな状態ではなかった。速球が走っていなかった」と振り返った。  患部の状態については「大きなけがとは思っていない」と見解を述べたが、今後のことは27日の状態を見ながら決断するという。守備中にフェンスに激突して肩を負傷した好打者のウォードは守備にはまだ就けないものの、打者であれば出場可能。大谷を休養させて、指名打者としてウォードを起用する可能性もある。
八回の打席で代打にウォードを送った理由を「少し腰に張りがあった。深刻なものではない。ちょっとした張りだったが、無理をさせたくなかった」と説明。あす27日の出場については「まだ本人とは話していない。あすの朝には分かるだろう」と話すにとどめた。腰の張りは疲れが原因とも考えられるが、指揮官は「そうは見ていない。疲労からとは思っていない。完璧な人間なんていない。きょうの彼はいつもほど良くなかったということだ」と話した。
マドン監督は近いうちの“爆発”の予感を感じている。この日も「もうすぐだ。かなり近づいている。単に感覚の問題だ。彼のようなアスリート、特にあのレベルになると、ときに感覚が逃げる。もっといい表現があればいいが。彼は打席でなにが上手くいっていないか分かっている。引っ張ってしまっていることを分かっている」と分析する。  さらに指揮官は続けて「彼は一貫して修正していくための適切な感覚を持てていない。彼は(いずれ)そうする。非常に優れているから、昨年も修正した。そうなるのが近い将来であることを願っている。ただ彼が完全な感覚を取り戻すまで忍耐強く待たなければいけない。メカニクスについて話すことはできるが、全ては感覚の問題だ」とも。感覚を取り戻すことができれば“大爆発”する日も近いと見ている。
――10三振を奪った。次の課題は。 「まずは切り替えることじゃないですかね。そんなにすごく悲観する内容だったかと言われたら、収穫もありというところかなと思うので。いいところも反省しながら次にいきたいなと思っています」 ――収穫をあげるとすれば。 「今シーズンの中ではスプリットはいいところでしたし。いいバランスの中で投げられれば、より安定して投げられるかなと思うので。今のところ、すごくバランス良く全部いいなという投球はないので。それが出てきた時に、帳尻が合うのではないかなと思うので。そこまでしっかり我慢しながらゲームを作りたいなと思っています」
苦しい投球となった。初回にスプリンガーに先頭打者弾を浴び、3回にはビシェットの2点二塁打などで3安打3失点。6回には昨季本塁打王ゲレーロJr.にソロを被弾。ゲレーロJr.との対戦について、「シーズン中に何度も対戦するわけではないですけど。でも、同じリーグなので。素晴らしい打者というのは右左に関係なく、参考にしたりするので。今日打たれたことに関しても、それはそれでいい経験になると思います」と振り返った。
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。初回2死でビシェットから日米通算900奪三振をマークした。  スプリンガーに初回先頭打者弾を浴びる立ち上がり。昨季の本塁打王ゲレーロJr.との対戦ではスライダーが甘く入ったが、左飛に抑えた。900奪三振は2死から。ビシェットを外角スライダーで空振り三振に仕留めた。  大谷はNPB時代の5年間で624奪三振を記録。昨季はメジャー自己最多156奪三振をマークし、メジャー4シーズンで276三振を奪っている。
試合序盤に腰の異変について聞いたというマックス・スタッシー捕手は「彼はできる限りのことをした」と思いやった。  初回の投球で腰に張りが生じたという大谷。スタッシーが知ったのは試合序盤だったという。「2回の終わりか、2、3回だったと思う。彼は競争心が強い。どんな試合でも降りたくない。なんとか乗り切ろうとする。彼はできる限りのことをした」と6回までマウンドに立った大谷を称えた。投球に関しては「コントロールが少し良くなかった。(腰の張りが)一番大きな理由なのかなと思う」と振り返った。
ジョー・マッドン監督は試合後、腰に違和感があったという背番号17の状態について「腰に張りがあったようだが、深刻なものではない」と言及。「完璧な人間などいない。今晩はただ、あまり良い出来ではなかった」と、今回の“リアル二刀流”を振り返った。  とりわけ、ピッチングの内容に関しては、「彼が持っている本来のキレがなかった。球速もそれほど高い数字が出ていない」と厳しい評価を下しており、「スプリッターが素晴らしい時もあれば、あまり良くない時もあった。どの球種も安定していなかった」と続けている。
投手・大谷について訊ねると、スプリンガーは開口一番、「オオタニとの対戦は楽しくないね」とポロリ。「スプリッター、スライダー、カーブがあって、速球もものすごい速いのを投げることもあれば、スピードを変えてきたりするんだ」と、大谷の変幻自在の投球に舌を巻いた。 「だから……」とスプリンガーは続ける。「オオタニを打つには、ヤマを張って、バットが当たるのを祈るしかないんだ!」  これが、先頭打者アーチ歴代4位タイの48発を放っている強打者の“大谷攻略法”だ。雑に言えば「勘」と言えるのだろうが、その読みが対・大谷には冴えに冴えている。26日の試合後も、「打ちやすい球を投げてくるのを願っていた」というのだから、4シーム一本に絞ったスウィングが最高の結果をもたらしたようである。