HOME » MLB » MLBの労使交渉関連まとめ@3月11日

2022年3月10日(日本時間3月11日)合意

日本時間3月11日、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会による労使交渉がついに合意に達し、日本時間4月8日レギュラーシーズン開幕への道が開かれた。米メディアの報道によると、選手会は機構側からの最終提案について投票を行った結果、賛成26、反対12で機構側の提案を受け入れることを決定。労使協定の締結には双方による批准が必要であるものの、これは形式的な手続きであり、問題なく完了するとみられている。99日間にわたるロックアウトにようやく終止符が打たれた。
スプリングトレーニングは12日にもスタート 労使の対立で開幕が遅れているメジャーリーグは10日(日本時間11日)、機構と選手会の労使交渉を行い、新労使協定を締結することで基本合意に達した。米メディアが一斉に伝えた。 報道によると、レギュラーシーズンの開幕は4月7日(同8日)。ダブルヘッダーは9イニング制で行われ、162試合開催される。球団施設の利用が可能となり、スプリングトレーニングは近日中にスタートし、オープン戦は3月17日(同18日)に開始される見込みだ。

2022年3月9日(日本時間3月10日)対面交渉

MLB機構側の最終提案を、選手会側が拒否して決裂。レギュラーシーズンの開幕を4月7日(日本時間8日)から14日(同15日)まで延期すると発表した。
機構と選手会が新労使協定を巡って対立 新労使協定を巡る対立で開幕延期となっているメジャーリーグは9日(日本時間10日)、レギュラーシーズンの開幕を4月7日(同8日)から14日(同15日)まで延期すると発表した。16時間超の交渉を行った8日(同9日)に続き、この日も機構と選手会が交渉を行った。全162試合開催を目指したが、新労使協定で妥結には至らなかった。
米大リーグの労使交渉が9日朝(日本時間10未明)、ニューヨークで行われたが、機構側の最終提案を、選手会側が拒否して決裂。1日(同2日)に機構側が発表した開幕から2カードの中止だけでなく13日(同14日)までの追加中止が発表され、通常なら来年オフに取得するエンゼルス・大谷翔平投手らのFA権取得が、1年先延ばしになる可能性が濃厚となってきた。

2022年3月8日(日本時間3月9日)対面交渉

16時間以上に及ぶ交渉が行われたものの、合意には至らず、開幕延期と試合削減の決定期限をアメリカ東部時間の9日正午(日本時間10日午前2時)に延長。
労使対立により開幕2カードの中止を発表した米大リーグ機構(MLB)と選手会が8日(日本時間9日)、交渉を行ったが、合意できなかった。機構側は選手会にこの日までに合意できなければ、さらに1週間の開幕延期と試合削減を行うと通達していたが、米全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者によると、期限を米東部時間の9日正午(同10日午前2時)に延長したという。
年俸総額の課徴金で歩み寄りも若手のボーナスプールなどで隔たり 新労使協定を巡る対立で開幕延期となっているメジャーリーグは8日(日本時間9日)、機構と選手会がニューヨークで交渉を行った。162試合開催を目指す交渉は16時間以上、日付を跨いで深夜まで続行されたが、合意には至らなかった。現地9日も交渉が継続されるためレギュラーシーズンの中止は発表されていない。機構が提示した162試合制のデッドラインも1日先延ばしとなった。米メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者ら米メディアが伝えている。

グレープフルーツ・リーグとカクタス・リーグ開幕を3月18日まで延期と発表

日本時間3月5日、メジャーリーグ機構はスプリング・トレーニングの試合(オープン戦)のさらなる延期を発...
4日にミラーとシャーザーが共同声明「欠かすことができない存在」MLB選手会が4日(日本時間5日)、M...
Giants outfielder Austin Slater believes MLB's decision to cancel regular season games felt like a "planned outcome" amid Collective Bargaining Agreement negotiations.

2022年3月3日(日本時間3月4日)2日ぶりの対面交渉

オーナー、選手とも出席せず、双方の代表者らが非公式に会談。進展なし。

2022年3月1日(日本時間3月2日)MLBと選手会が15度目の交渉

連続8日目。
交渉は決裂し、開幕延期と試合数削減が決定。
ロックアウトは継続され、キャンプや契約関係の動きも止まったままだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者は2月28日に「MLB選手会はアリゾナにトレーニング施設を準備した。また、フロリダでも同様のことをすることに関心があると、情報源が伝えた」と選手の練習施設整備が進んでいると伝えている。また移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も、ロックアウト中に選手が練習を行うことができるスタジアムとトレーニング施設をアリゾナに用意し、同様の施設をフロリダにも用意すると報じている。
米大リーグの労使交渉が決裂し開幕から2カードが中止となることが決まった。代替試合はなく、大谷翔平投手所属のエンゼルスは、現地3月31日から4月3日までの敵地でのアスレチックス4連戦、4、5日の敵地のマリナーズ2連戦が抹消されることになった。投打の二刀流の大谷にとっては1試合の登板と6試合が減らされることになった。今季は自身初の2ケタ勝利に加え、夢の50本塁打挑戦を目指しているだけに痛いキャンセルとなる。また、今後、労使交渉が難航して15日以上遅れると、来年オフに資格を得るフリーエージェントも1年先になるだけに、早期の新労使交渉合意が待たれる。
The disruption will create another issue if 15 days of the season are wiped out: Stars such as Shohei Ohtani, Pete Alonso, Jake Cronenworth and Jonathan India would be delayed an extra year from free agency.
声明では「選手会の方針は一貫しています。競争を促し、若手の選手たちへの公平な給与を与えることです。(MLBの)収益が増えている背景がある中で、我々が求めているのは公平な協定です」と改めて強調。開幕延期にファンやメディアから批判の声が出るのは間違いないが「選手やファン、野球を愛するすべての人たちのためにこの競技を成長させるための公平な取り決めに向け、我々は結束し、尽力します」と見据えた。

2022年2月28日(日本時間3月1日)MLBと選手会が14度目の交渉

連続7日目。
16時間に及ぶ交渉も妥結できず、交渉期限を1日延期することが決定。
ポストシーズン出場チーム増は12チームまでは合意か
ロックアウトが続くメジャーリーグで、機構と選手会は2月28日(日本時間3月1日)、米フロリダ州ジュピターで8日連続の新労使協定締結に向けた交渉を行ったが、合意には至らなかった。ただこの日と定められていた、予定通り3月31日(同4月1日)に開幕するための“デッドライン”は1日午後5時(同2日午後7時)にずらされ、ギリギリの交渉が続く。米各メディアが伝えている。.
メジャーリーグ機構が定めた「シーズン162試合開催」のためのデッドラインとなる日本時間3月1日、メジャーリーグ選手会との労使交渉が行われたが、16時間を超える話し合いの末、結局合意には至らなかった。交渉期限は日本時間3月2日午前7時(現地時間3月1日午後5時)まで延長されており、明日改めて合意に向けた交渉が行われる予定。両者はポストシーズン出場枠を従来の10球団から12球団に増やすことで合意したものの、ぜいたく税や最低保証年俸、調停前ボーナスプールなどについて依然として意見が分かれているようだ。
 昨年12月2日から始まったメジャーリーグのロックアウト。FAやトレードなどあらゆる交渉がストップし、文字通り空虚な日々が3か月近く続いていたが、通常開幕の“デッドライン”と言われていた2月28日(現地)になって、ようやく解決へ向けて光が差し込んできた。  この日まで7日連続で話し合いを行なってきたMLB機構と選手会。フロリダ州ジュピターで午前10時からスタートした8日目の交渉は、深夜2時過ぎまで実に15時間以上(!)に及んだ。
Early this afternoon, national baseball writer Robert Murray, who currently writes for FanSided, tweeted this interesting information:The MLBPA has organized a “fully staffed” stadium and facility for players to train in Mesa, AZ, according to sources familiar with the situation.

2022年2月27日(日本時間2月28日)MLBと選手会が13度目の交渉

米大リーグ機構(MLB)と選手会は27日(日本時間28日)にフロリダ州ジュピターで難航している新労使...
難航する労使交渉のなかで、議題の1つとなっているがポストシーズンの出場枠拡大だ。現行の制度では各リー...
予定通り開幕への交渉期限あとわずか 妥結できないのは機構側の問題?メジャーリーグは労使交渉のもつ...

2022年2月26日(日本時間2月27日)MLBと選手会が12度目の交渉

連続6日目。
  • 年俸総額(ぜいたく税基準額)

    MLB:2022年2億1400万ドル、2023年2億1500万ドル、2024年2億1600万ドル、2025年2億1800万ドル、2026年2億2200万ドルを提示
    選手会:2022年2億4500万ドル、2023年2億5000万ドル、2024年2億5700万ドル、2025年2億6400万ドル、2026年2億7300万ドルを提案

  • ぜいたく税基準額の閾値を超えたチームの税率

    MLB側は上限超過の際のペナルティ税率を引き下げることで譲歩したものの、旧労使協定と比較して罰則が強化されており、選手会は反発している。

  • 「スーパー2」の資格を拡大する割合を変更

    MLB:22%
    選手会:35%(前回より40ポイント引き下げ)

  • 収益分配資金の削減

    選手会:3,000万ドル(当初より7,000万ドル引き下げ)
    MLB:拒否

  • マイナーリーグへの移籍

    MLBは、マイナーリーグへの移籍を毎シーズン5回までとすることに合意した。

  • ドラフトの上位指名権

    MLBは上位6人の指名権を与えるドラフト抽選を提案し、選手会のプランの一部を、リーグ独自のものに加えて実施することに同意した。

  • サービスタイムのボーナス

    MLBは、各リーグの新人王投票で1位または2位になった選手には、1年間のサービスタイムを与えることに同意。

  • プレーオフ枠

    ドラフト抽選とサービスタイムの提案と引き換えに、MLBは14チームのプレーオフ枠拡大(選手会提案は12チーム)と、45日前の予告でフィールド上のルール変更ができること(現行システムでは選手会の同意か予告から丸1年を必要とする)を要求。

難航するMLBと選手会の労使交渉のゆくえに注目が集まる中、もう1つの気になる話題が米メディアで取り上げられている。MLB側が、ピッチクロック(投球時間制限)な& - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
労使交渉難航で現役選手は球団施設を使えず、ジ軍ヤストレムスキー「ストレスだ」メジャーリーグの新労使協...

2022年2月25日(日本時間2月26日)MLBと選手会が11度目の交渉

グレープフルーツ・リーグとカクタス・リーグ開幕を3月7日まで延期と発表

連続5日目。

ロブ・マンフレッド・コミッショナーが初めて交渉に姿を現し、トニー・クラーク選手会専務理事と対面したが、選手とは会っていない模様。
ドラフトの上位指名権については解決が近いとの報道。

2022年2月24日(日本時間2月25日)MLBと選手会が10度目の交渉

連続4日目。
MLBは選手会に対し、2月28日中に交渉がまとまらなければレギュラーシーズンの試合数を削減すると前日伝えていた。選手会側は2月28日を期限とせず、削減された試合はダブルヘッダーの一部として埋め合わせることを提案しているが、MLBはこの方法には同意しないとしている。
選手会はMLBに対し、もし試合が行われず年俸の一部が失われるなら、ポストシーズン進出枠の拡大やユニフォーム・ヘルメットへの広告掲載を許可するという経営陣の提案に同意すると期待すべきではない、と述べている。
経済問題についての双方の隔たりは依然として大きいとのこと。

2022年2月23日(日本時間2月24日)MLBと選手会が9度目の交渉

3日連続でフロリダ州ジュピターで開催。MLBが最低保証年俸に関する修正案を提示するも、重要課題であるぜいたく税の閾値と税率、調停前の選手のボーナスプールの金額については、ほとんど動きなし。交渉は明日24日も行われる予定。
  • 最低保証年俸額

    MLB:2022年を64万ドルに引き上げ(前回より1万ドル増)、毎年1万ドルずつの昇給、もしくはメジャー登録年数による変動制を提案

労使が対立する米大リーグは機構(MLB)と選手会が23日まで3日連続で交渉を行ったが、進展はなかった。MLBは28日までに新労使協定を締結できなければ、3月31日の開幕延期とレギュラーシーズンが短縮される方針を示した。AP通信はシーズン短縮の場合、エンゼルスの大谷翔平のフリーエージェント(FA)権取得が1年遅れ、2024年オフになる可能性を指摘した。 大リーグは出場選手枠に172日登録されると1年とカウントされ、計6年でFA取得となる。4年に達している大谷は順当なら23年オフの29歳でFAとなるが、今季の日程が15日短縮された場合は1年を積み増しできず、FA取得が24年にずれ込むことになる。 21年に2年契約を結んだ大谷の今季年俸は550万ドル(約6億3250万円)。ワシントン・ポスト紙は投打の「二刀流」で活躍し、昨季ア・リーグ最優秀選手に輝いた大谷は、年俸5800万ドル(約66億7000万円)に相当すると算出する。FA市場に出れば破格の複数年契約が予想されるため、1年遅れた場合の〝損失〟はかなりの額になる見込みだ。(共同)

2022年2月22日(日本時間2月23日)MLBと選手会が8度目の交渉

前日に続いてフロリダ州ジュピターで開催。選手会側は執行委員のシャーザーが出席し、修正案を提示。妥結には至らず、交渉は明日23日も行われる予定。
  • 「スーパー2」の資格を拡大する割合を変更

    選手会:75%(前回より5ポイント引き下げ)

  • ドラフトの上位指名権の抽選対象チーム数

    選手会:7チーム(前回より1チーム減)

  • 最低保証年俸額

    選手会:2022年の77万5,000ドルから年3万ドルずつ増やして2026年には89万5,000ドルとする

日本時間2月23日、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は前日に続いて2日連続の労使交渉を行い、選手会がいくつかの重要な問題について対案を提示した。選手会は今回の対案のなかで「スーパー2の資格」と「メジャー最低保証年俸」についての要望を修正。また、「ドラフト上位指名権の抽選制度」について若干の譲歩を見せた。しかし、ぜいたく税など他の重要項目についての議論は行われず、全体として目立った進展はなかった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者によると、月末まで毎日交渉が行われる予定だという。
米大リーグ機構(MLB)と選手会の労使交渉が22日(日本時間23日)、フロリダ州ジュピターで行われた...
通常のシーズン開幕へは2月末までの決着が必要新労使協定を巡り交渉が難航しているメジャーリーグは機構側...

2022年2月21日(日本時間2月22日)MLBと選手会が7度目の交渉

MLB選手会専務理事のトニー・クラークが10人の選手を伴って参加。フロリダ州ジュピターで5時間会談するも、重要な経済問題でほとんど進展なし。
  • 調停前の選手にボーナスを支払う「ボーナスプール」の金額

    MLB:2,000万ドル(前回より500万ドル増)
    選手会:1億5,000万ドル

  • ドラフトの上位指名権の抽選対象チーム数

    MLB:4チーム(前回より1チーム増)
    選手会:8チーム

新労使協定に関するMLBのオーナー陣と選手会の交渉が21日(日本時間22日)、フロリダ州ジュピターで行われたが、妥結には至らなかった。複数の米メディアによると& - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
 現地時間2月21日、MLB機構と選手会は7度目の労使交渉を行ったが、この日も合意には至らなかった。前回の交渉はわずか15分で破談した...

2022年2月18日(日本時間2月19日)グレープフルーツ・リーグとカクタス・リーグ開幕を3月5日まで延期と発表

2月21日(日本時間2月22日)から対面交渉を再開予定。
新労使協定を巡るオーナー陣と選手会の交渉が難航しているMLBの春季キャンプが、少なくとも3月5日まで延期されることになった。MLB機構が18日(日本時間19日& - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
アリゾナ州で行われるMLBのオープン戦を運営しているカクタスリーグが18日、労使交渉が難航し少なくとも3月5日までオープン戦が中止されたことを受け声明を発表し& - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

2022年2月17日(日本時間2月18日)MLBと選手会が6度目の交渉

2月12日のMLB提案への対案を選手会が提出した。
選手会は、核となる経済問題のうち、調停前の選手に関する2項目を変更した。
ミーティングは15分で終わった。
  • 「スーパー2」の資格を拡大

    サービスタイム2年以上の選手のうち、調停権を取得できる選手の割合を上位22%から80%に拡大

  • 調停前の選手にボーナスを支払う「ボーナスプール」額の引き上げ

    前回までの要求1億ドルから1億1,500万ドルへ引き上げ

新労使協定を巡って交渉が難航しているMLBと選手会は17日(日本時間18日)、昨年12月2日のロックアウト突入以降6度目の交渉を行ったが、大きな進展はなかった& - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は現地...
【テンピ(米アリゾナ州)共同】米大リーグは16日、本来ならバッテリー組が練習を始めてキャンプインとな...

2022年2月12日(日本時間2月13日)MLBと選手会が5度目の対面交渉

MLBオフィスでのセッションには、双方の関係者3人が出席し、選手とオーナーはZoomで参加した。
  • 合意に至らず

    両陣営の間には、ぜいたく税の課税基準と税率に関しては大きな隔たりがあり、収入分配やサービスタイムの操作に関する選手会の主張への対処方法に大きな相違があった。MLBは、年俸調停資格の拡大や収入分配の削減には依然として反対していると述べた。

  • スプリング・トレーニングの延期が確実視

    開幕は3月31日、選手の年俸が発生するのはレギュラーシーズンに入ってから。21〜28日間のトレーニングが必要で、さらにCOVID-19のプロトコルに従わなければならないことを考えると、予定通り開始するためには、2月末か3月初めまでに合意が必要である。

  • 年俸総額(ぜいたく税基準額)

    MLB:2億2,200万ドル
    選手会:2億4,500万ドル

  • 最低保証年俸額

    MLB:63万ドル
    選手会:77万5,000ドル

  • 調停前の選手にボーナスを支払う「ボーナスプール」の金額

    MLB:1,500万ドル
    選手会:1億ドル
    MLBは、2022年から26年までの5年間で、調停前選手が受け取る金額が2億ドル増えると試算している。年間約30人の調停前選手が、WARやオールMLBチームへの選出、最優秀選手などの評価に基づいて、より多くの収入を得ることになる。

  • ぜいたく税基準額の閾値を超えたチームの税率

    MLBは、最初の閾値を超えたチームの税率を20%から50%に、2番目の閾値は32%から75%に、3番目の閾値は62.5%から100%に引き上げることを提案している。
    球団は依然として金銭以外の罰則を要求しており、組合は厳しすぎると考えている。

  • ぜいたく税基準額の閾値を超えたチームのドラフト指名権

    MLBは、最初の閾値を超えた場合に3巡目の指名権を失うという計画を取り下げたものの、2番目の閾値を超えた場合には2巡目の指名権を失い、3番目の閾値を超えた場合には1巡目の指名権を没収するという案を示している。
    組合は、球団がドラフト指名権を優先して、閾値を超えないようにすること=年俸総額を抑えることを恐れている。

  • サービスタイム操作の疑惑への対処

    MLBは、最初の3シーズンの選手の成績に対して、アマチュア1名、国際1名のドラフト指名権を与えることを提案した。選手会は国際ドラフトに反対している。

  • マイナーリーグへの移籍

    MLBは、マイナーリーグへの移籍を毎シーズン5回までとすることを提案した。

  • ドラフト指名されたアマチュア選手の保証

    MLBは、ドラフト前の身体検査プログラムに参加したドラフト指名アマチュア選手には、ドラフト後の身体検査で不合格にならないことを条件に、少なくとも75%の契約を保証すると申し入れた。

  • ドラフトの上位指名権の抽選対象チーム数

    MLB:3チーム
    選手会:8チーム

  • プレーオフ枠

    MLB:14チーム
    選手会:12チーム

  • ユニフォームの広告パッチ

    MLBはユニフォームの広告パッチを希望しており、選手会は全体的な合意を条件として受け入れるとしている。

【ニューヨーク12日(日本時間13日)】米大リーグ機構(MLB)と選手会が12日(同13日)、ニューヨークで新労使協定の交渉を行ったが合意に至らなかったと複数の&
「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えたところによると、メジャーリーグ機構はメジャーリーグ選手会に...

2022年2月10日(日本時間2月11日)オーナー会議&コミッショナーが記者会見

  • スプリング・トレーニングの延期は正式発表せず

  • レギュラー・シーズンは予定通りに開幕させる方針であることを強調

  • ユニバーサルDH制の導入に合意

    ナショナル・リーグにDHをフルタイムで導入

  • FA移籍によるドラフト指名権補償の撤廃に合意

    クオリファイングオファーを提示してFAになった選手が他球団と契約した際のドラフト指名の補償制度を今季から廃止することで合意

  • 次回の労使交渉は2月12日(日本時間13日)

    選手会との隔たりが大きいとみられる課徴金(ぜいたく税)の対象となるチーム総年俸や最低年俸、年俸調停の権利取得条件などの主要な経済問題の対案を選手会に提示予定

年俸調停権を取得する前の全選手の年俸が旧労使協定に比べてアップするように新しい経済構造を提案しているという。一方、選手会が主張している収益分配とぜいたく税に関するルール変更については「リーグの競争バランスを損なう」とオーナー側が抵抗しているようだ。
今後ロックアウトが解除された場合、短縮キャンプで何が起こるのかを「完全なる狂気」との見出しで予想した。移籍市場が再開されれば、多くのFA選手が一気に動き出す。また、これまで凍結されていたトレードが「いつ爆発してもおかしくない」とも。年俸調停対象の選手が数々の手続きを同時進行で行わなければならず、球団側も開幕日時点での年俸総額上限を把握できないかもしれない。「ルール5ドラフト」も行わなければならず、ビザの問題も発生する。球団はチケット販売も急がねばならない。

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There will be more home runs by pitchers. Shohei Ohtani will have plenty next year alone. The Madison Bumgarners of the world will force their way into the batters box as pinch-hitters in 17-4 games, and occasionally run into one. But bearing a rule change reversal that I am very much in favor of, Logan Webb stands as the final pitcher to hit a real pitcher home run: to come up to bat because it’s his turn in the order, with everyone expecting a strikeout, and awkwardly put one over the fence. Bravo, dude.

MLB労使紛争の争点(日刊スポーツ)

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