HOME » MLB » 大谷翔平 » 登板翌日に2本塁打:大谷翔平の成績〈レンジャーズ6-9エンゼルス〉2022年4月15日(日本時間16日)グローブライフフィールド

1番DHで出場。5打数2安打3打点。第1打席で初球を1号ソロホームラン、第3打席でこの試合2本目となる2号2ランホームラン。
2022 Batting Game Log
Rk Gcar Gtm Date Tm Opp Rslt Inngs PA AB R H 2B 3B HR RBI BB IBB SO HBP SH SF ROE GDP SB CS BA OBP SLG OPS BOP aLI WPA acLI cWPA RE24 DFS(DK) DFS(FD) Pos
8 417 8 Apr 15 LAA @ TEX W,9-6 CG 5 5 2 2 0 0 2 3 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 .206 .229 .441 .670 1 .75 0.213 .72 0.12% 2.09 30.00 40.90 DH
4-4 35 34 5 7 2 0 2 3 1 0 12 0 0 0 0 0 1 1 .206 .229 .441 .670 .84 -0.142 .70 -0.07% -1.06 62.00 80.50
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Generated 4/16/2022.

第1打席

第2打席

第3打席

第4打席

第5打席

Condensed Game: LAA@TEX - 4/15/22

<レンジャーズ6-9エンゼルス>◇15日(日本時間16日)◇グローブライフフィールド

エンゼルス大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。第1打席で待望の今季1号を放った。第2打席は三振に倒れたが第3打席でこの試合2本目となる2号2ランを放った。5打数2安打3打点で勝利に貢献した。この日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」で背番号42のユニホームを着用。

〈大谷の過去のメジャー先頭打者弾〉

◆21年6月25日レイズ戦 右腕キトレッジからメジャー初の先頭打者弾。ドーム球場の天井からつるされたキャットウオーク(通路)を直撃し、推定飛距離は138メートル。

◆21年8月14日アストロズ戦 右腕ガルシアから120メートル弾を右翼へ運ぶ。シーズン39号となり、球団の左打者ではレジー・ジャクソンに並んだ。

◆21年8月26日オリオールズ戦 右腕アキンから右翼へ。ルース生誕地ボルティモアでの初めての本塁打。

◆21年10月3日マリナーズ戦 左腕アンダーソンから右翼への127メートル弾。シーズン最終戦で有終の美を飾る11戦ぶりの1発。

エンゼルス大谷翔平投手(27)が「1番DH」で出場し、22年シーズン1号を通算5本目の先頭打者弾で飾った。1回の第1打席、初球の直球を捉え、右中間スタンドへ飛び込む先制ソロ。また、この1本でア・リーグ15球団の全本拠地で本塁打を刻んだ。

メジャー通算94本塁打の大谷は本拠地エンゼルスタジアムでの56発をトップに、この日の1発でビジター全14チームの本拠地でもアーチをかけた。レンジャーズの本拠地では旧球場のレンジャーズ・ボールパークでは4発をマークしていたが、20年に開場したグローブライフフィールドでは昨季までノーアーチだった。

交流戦で対戦したナ・リーグ勢の本拠地では、パドレスの本拠地ペトコパークで1発を放っている。本塁打を記録している球場は、17球場目となった。

大谷は試合後、「2本打ててうれしいです。特に負けている展開だったので、流れを取り戻して、最終的に勝てたことが自分にとって一番大きかったかなと思います」とコメント。

ARLINGTON -- One of the things that got lost in the shuffle of Shohei Ohtani's historic 2021 season was his ability to homer the day after he pitched.
In previous years, Ohtani was held out of the lineup the day before, the day of and the day after his start

今季ここまでホームランがなかった大谷だが、この日はプレーボールの瞬間から魅せた。

 相手先発ブッシュが投じた初球、インコース高め154キロのストレートを振りぬくと、打球角度41度の高弾道を描いたボールはライトフェンスを越え、31打席目での今季初ホームランとなった。パワーを見せつけた大谷はベンチに戻ると、カウボーイハットをかぶって大喜びだった。

初回に待望の1号プレーボール弾、5回に特大2号2ランを放った。5打数2安打3打点の活躍で打率.206。チームは9-6で打ち勝った。球団を通じ、大谷は「負けている状況だったので、そこから追い上げて、最後に勝つことができた。それが一番かなと思います」と振り返った。

エンジェルスの指揮を執るジョー・マッドン監督は試合後、「投打同時出場の翌日に、まるで何事もなかったかのようなプレーをする。そんな人を私は他に知らない」とコメント。そのタフさに「驚くべきことだ」と改めて感服している様子だ。

 さらに、「またショウヘイらしいことをやり始めている」と続けると、あわやホームランかという2打席目の大飛球について、「もう少しで左中間にも打ち上げるところだった」と回顧。今後、調子が上がっていくかどうかも「時間の問題だ」と絶大な信頼を寄せている。

【ニューヨーク共同】米大リーグは15日、ジャッキー・ロビンソンが初の黒人選手として1947年にデビューした同日を記念して「ジャッキー・ロビンソン・デー」を開催した。ロビンソンが現役時代につけ、全球団共通で永久欠番となっている「42」の背番号をエンゼルスの大谷翔平ら30球団の選手が背負った。

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)が15日、敵地アーリントンで行われたレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、一回に初球を捉えて今季1号ソロ本塁打を放った。シーズン開始から8試合目での初本塁打はメジャー5年目で最も遅く、待望の一発が生まれた。五回の第3打席にも本塁打を放ち、1試合2本塁打は昨年7月2日のオリオールズ戦以来となった。チームは9―6で勝った。

思わず球場全体が「?」となる、まさかの光景が広がった。

 現地時間4月15日に敵地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦で、ロサンジェルス・エンジェルスが1死満塁という大ピンチを迎えていた4回裏の場面だった。

 ここで打席に向かったのは、MLBキャリア105本塁打を誇るレンジャーズの中軸を打つコーリー・シーガー。長打による大量失点は避けたい場面ではあった。しかし、ここでエンジェルスのジョー・マッドン監督は、周囲をアッと言わせる。なんと勝負を避け、申告敬遠を命じたのである。