大谷翔平の成績〈オープン戦:ドジャース4-10エンゼルス〉2022年4月4日(日本時間5日)ドジャースタジアム
1番DHで出場。
エンゼルス大谷翔平投手(27)が、「1番DH」で出場する。
相手の先発は左腕ウリアス。昨年は20勝3敗、防御率2・96で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した。直球の平均球速は94・1マイル(約151キロ)でキレと威力があり、大きく曲がるカーブを武器とする。
大谷はウリアスと3度の対戦で3打数1安打。左翼への二塁打を放っている。
前日はドジャースの開幕投手ビューラーからオープン戦3号本塁打をマーク。4月7日(同8日)、アストロズとの開幕戦に向け、順調に打撃の調子を上げてきている。
エンゼルス大谷翔平投手(27)が、第1打席からトップバッターの役割を果たした。
1回、昨年のナ・リーグ最多勝投手ウリアスから、フルカウントから四球を選んで出塁。得点には結びつかなかったが、ボール球をきっちり見極めた。
第2打席は3回、先頭マーシュのソロで同点に追いついた直後に再びフルカウントからの四球で出塁。続く2番ダフィーの右中間へ上がった浅めの飛球がワンバウンドで落ちると、二塁ベースを回って加速。打球が上がった時点でハーフウエーで行方を見極め、迷いなく三塁を陥れる好走塁を見せた。続くレンドンの中前打で勝ち越しのホームを悠々と踏んだ。
その後も打線がつながり、エンゼルスはこの回、一挙5得点で逆転した。
第3打席は4回無死、右腕ゴンソリンと対戦し、低めの変化球に空振り三振を喫した。
その後、6回に打席が回ったところで代打を送られ交代。この日は3打席で1打数無安打2四球の結果だった。オープン戦の打率は2割9分2厘となった。
エンゼルス大谷翔平投手(27)が、「1番打者」の仕事を果たした。4日(日本時間5日)のドジャース戦で1打数無安打も、チームに流れを引き寄せた。3回、際どいボール球を見極めて四球で出塁。2番ダフィーの右中間へ上がった浅めの飛球がワンバウンドで落ちると、二塁ベースを回って加速。打球判断をした上で、迷いなく三塁を陥れる好走塁を見せた。続くレンドンの中前打で勝ち越しのホームを踏み、この回の5得点につなげた。
オープン戦で合計8四球は両リーグトップタイ。昨年20勝を挙げ、ナ・リーグ最多勝&最高勝率の左腕ウリアスでさえ、投げづらそうな様子だった。同投手から2四球。大谷の出塁を起点に、ド軍が誇る左腕をエ軍の強力打線が打ち崩した。マドン監督は「ショウヘイが1番から下位まで、打線に非常にいい流れを生んでくれた」とたたえた。
この日は体調不良のトラウトを欠いたが、強豪ドジャースに連勝した。打線に勢いがあり、オープン戦は現時点で首位。投打ともに開幕へ向けて順調で、マドン監督は「選手たちを見ていて、非常に楽しいね」とうなずいた。